腰痛になる人の殆どが下の物を取る時に腰に負担がかかる格好でとっています。
こんな時に中腰に気を付けよう
- 荷物を持ち上げる時
- 靴下を立ったまま履くとき
- 中腰になりながら靴の紐を結ぶとき
- 子供を抱っこするとき
- 朝起きて洗面台で顔を洗うとき
下の荷物をとる時のポイント
- 腰を曲げるよりまず膝を曲げてから下の荷物をとります。
- 手を後ろに回しながら下の荷物を取る
1番は皆様が良くやりますけども、2番は試す価値あります。特に1番と2番を組み合わせて下の荷物を取ると腰に負担がかからないので腰に違和感を持っている人はやってみて下さい。
やってはいけないポイント!
手を前に回しながら下の荷物をとる事は絶対やってはいけません。
なぜかと言うと、前に回す事で体は猫背になり、猫背の状態で中腰になる事で腰にかなりのストレスがかかります。更に腕の力だけしか使えないので腰には思っている以上のストレスがかかりぎっくり腰になるのです。
手を前に回しながら下の荷物なんかとらないと思っている方が多いのでは・・・
しかし、何気に皆様が下の荷物をとる場合にはこのような動作でとっている事が多いのです。前かがみになりながら荷物を取ると重心が前に行き真上からの重力に耐え切れず腰に負担がかかります。
例えば
土の上で鉛筆をまっすぐに立てて真上からトンカチでたたいても、鉛筆は土の中に入るだけで折れる事はありません。しかし鉛筆を斜めにして真上からトンカチでたたくと、たたいた所から鉛筆は折れます。人間の体も斜めにすると折れはしませんがストレスはかかっています。
では逆に腕を後ろ回しにしながら下の荷物をとって下さい。猫背にならないでとれる事と、しっかり下半身を使ってとる事が出来ます。
先ずは試しに一回やってみて下さい。