腰痛や坐骨神経痛にシップは効くの?

答えは劇的な効果は表れません。しかし気休め程度でも気持ち良ければいいと思います。
シップと言っても大きく分けて冷シップと温湿布の2パターンがあります。

基本的な使い分けは。
急性のけがの場合には冷シップ
慢性の場合には温湿布がいいと言われています。

急性のけがの中には捻挫や骨折以外にぎっくり腰や寝違いなども含まれています。
慢性の場合には、慢性的な腰痛や坐骨神経痛、肋間神経痛症状の場合には温湿布です。

基本的には両方のシップには消炎鎮痛剤が入っていますので薬剤的には変わりはほとんどありません。

冷シップ

冷シップと言っても冷やす作用はありません。例えば冷シップを缶コーヒーにいくら張っても缶コーヒーは冷えません。これでお分かりのように冷シップには冷やす効果は全くなく、メントールなどが使われているため、スースーとした感じにはなります。昔は冷シップは冷蔵庫に保管していましたが今や常温で保管するタイプが増えてきていますのでますます冷やす効果がなくなってきています。

温湿布

温湿布と言っても温める効果はありません。冷シップと同様に缶コーヒーにいくら張っても缶コーヒーは温かくなりません。これでお分かりのように温湿布には温め効果はなく、唐辛子成分のカプサイシンを含んでいるため温かい感じがするだけです。カプサイシンが入っているので皮膚が弱い方はかぶれる恐れがありますのでご注意してください。
どちらを選んでいいかわからない場合には、張らないことをお勧めします。

慢性腰痛や坐骨神経痛には温湿布!

このような症状の場合には温める事をお勧めするのではなく、冷やすことを避けて下さい。
坐骨神経痛症状は、腰椎の下あたりから出た坐骨神経が臀部(お尻)を通り太もも裏を通り、膝の裏あたりで前と後ろに分かれ足先まで行きます。その通り道の痛みやしびれを坐骨神経痛と呼んでいます。
慢性腰痛や坐骨神経痛症状の主な原因は筋肉の疲労から来ています。筋肉が疲労することで、筋肉が硬くなり筋肉の中を通っている血管や神経が圧迫を受け様々な症状を出しています。なので筋肉の緊張をとるのに効果的な方法は筋肉を温める事です。温湿布もいいのですが身体全体を温めるお風呂が効果的です。それに坐骨神経が一番表面に出ている部分が臀部(お尻)なので、お尻周りをホッカイロなどで温めるのも効果的です。

まとめ

冷シップはメントールが入っているだけで冷やす作用がなく、温湿布もカプサイシンが入っているだけで温める作用がありません。慢性腰痛や坐骨神経痛などの場合には、冷やすことを避けて下さい。温湿布の代わりにホッカイロの方が温める作用がありますので臀部(お尻)や腰回りに張る事をお薦めします。

冷シップと温湿布の違い、動画でもご覧ください。