足の甲の痛み➌「第五中足骨疲労骨折」?

第五中足骨疲労骨折は別名ジョーンズ骨折とも言われています。

足の小指の外側と踵の骨の中間位にある骨の骨折の事で骨折の中でも特に治りにくい骨折と言われています。

第五中足骨疲労骨折の原因

サッカーやラグビーのようにステップターンが多い激しい競技で、足の外側に繰り返し負担がかかり発生します。

その他には、硬い地面での競技やシューズ問題、足が内側に傾いている内反小趾のため、小指に重心がかかり発生します。

第五中足骨疲労骨折の症状

初期症状では、スポーツをした際に軽い痛みと腫脹ですが、悪化すると痛みが増し歩くのも困難になります。

第五中足骨疲労骨折は再発を繰り返すことが多いため、基本的には手術をおすすめします。

当院の施術方法(再発防止方法)

手術をして骨が付いたとしても、疲労の蓄積する足の要因を取り除かない事にはまた再発するリスクがあります。

第五中足骨疲労骨折になりやすい方は、歩行の仕方が3点歩行ではなく、2点歩行の方が多いのです。

正常な足の方は、

❶かかと、➋足趾の付け根、➌指先の3点で体を支えながらの歩行になります。

足の異常があると、指先が使えず、

❶かかと、➋足趾の付け根の2点で体を支える歩行になります。

それにより第五中足骨に負担がかかり、疲労骨折に変化します。

再発防止策として当院では、足を使いやすく、一か所に疲労がかからないような独自なテーピング療法で施術します。

テーピングで足を補正することで、得られる効果とは…

❶過剰な足への衝撃を抑制できる

足に異常があると、偏平足や開帳足と言って足の裏の3つのアーチが低下してしまいます。テーピングでの足の補正をすることで、3つのアーチを作ることで足裏本来の機能である、クッション性とバランス力が戻り足に負担がかからなくなります。

❷過剰な足の捻じれを抑制できます

外反母趾で親指が外側に変形してしまうと、歩行時に足が外側に捻じれてしまいます。テーピングで親指と小指(第五中足基底部)押圧することで指が開き捻じれ歩行を抑制できます。