こんにちは武蔵小杉の外反母趾.足の痛み専門【バイタルあきやま鍼灸整足院】院長 穐山です。
今回は足のむくみの解消方法についてお話します。
女性のお悩みの中で結構多いのが足のむくみに関するものです。色々な部位のむくみがありますが、今回はその中でも日常多い足のむくみについてのむくみのメカニズムや足のむくみの原因についてお話します。
足がむくみやすい原因
一般的に言われているのが、長時間座っていたり、ずっと同じ姿勢や立ちっぱなしなどの場合に足のむくみを感じると思います。
身体の中の水分は全身を循環していますが、重力で下半身、特に足にたまる傾向があります。通常は心臓から送られた血液は上半身から下半身に運ばれますが、上半身にも戻るためには、ふくらはぎのポンプ作用が大事だと言われています。
ふくらはぎの筋肉がポンプ作用の役割を果たして下半身から上半身に押し上げています。したがってふくらはぎの筋肉のポンプ機能が弱まると水分が足にたまりむくみとなると言うのが定説です。
足がむくみやすい新たな原因
今まではふくらはぎのポンプ作用が弱くなればむくみやすいと言われていましたが、これも事実です。しかし最も大事なとこらが足裏のアーチです。
足裏のアーチ?
足裏アーチの機能
- 衝撃吸収(姿勢保持)作用
- バネ効果(推進力)
- 循環促進効果(第二の心臓)
この三つの機能は足部が活性することで高められます。
循環促進効果(第二の心臓)はふくらはぎだけと思っている方がたくさんいます。
ふくらはぎの筋ポンプ作用を活性する場所
足裏の足底筋を使用することによりふくらはぎの筋運動が活性されてポンビング効果が起きています。
現代人は裸足で歩くことが減ったとか、運動量が減ったことで足裏の土踏まず(アーチ)を作っている筋肉が弱体化して土踏まず(アーチ)が現代人の足から徐々に失われていると言われています。
むくみの原因
土踏まず(アーチ)がなくなり偏平足になることがむくみの原因です。
偏平足とは
足裏がぺったり床に着くことです。
あなたの今履いている靴やインソールを入れて靴を履いた時には、足裏がべったりとくっついていませんか?足裏のアーチを作るために土踏まずの所が下から盛り上がった靴やインソールはそれを履いたことによって偏平足になります。
土踏まず(アーチ)とは形が重要ではなく、土踏まず(アーチ)を機能しなくてはいけません。
機能されることによって、循環促進効果(第二の心臓)が生まれ、足底筋を使用することによりふくらはぎの筋運動が活性されてポンピング効果が起きむくみが解消します。
足裏をマッサージしたりふくらはぎをマッサージして筋ポンプ作用を助けても、一時的に過ぎません。
もし足のむくみを本当になんとかしたいのならば、マッサージだとか整体ではなく、あなたの靴やインソールを見直すことをお勧めします。
動画でも説明していますので参考にしてください。↓