パンプスやヒールを履くとかかとが痛くなるのがお決まりパターンの方が多いのではないでしょうか?
しかし、痛くなるのを承知で足を細く見せたり長く見せたりなど足の印象をスマートにするので進んで履く方が多いと思います。そんな方にぜひ少しでも足に負担がかからないパンプスの選び方も載せてありますので読んでください。
かかとが痛くなる原因
外反母趾
パンプスやヒールを履いている女性で、外反母趾を知らない人はいないと思います。外反母趾はパンプスやヒールと言った細い靴が第一原因ではないが、足の痛みの要因にはなります。
外反母趾の原因第一位が遺伝
結構これを知らない方が多いようです。骨格は足だけではなく、背中や首、肩、膝と言った箇所もみな遺伝します。
年を取るとお母さんやお父さんに歩き方が似てきたり、後姿が似てくるのと一緒で足の外反母趾や足の骨格も似てきます。
第二の原因が足指の力不足
足指を使わない歩き方立ち方をしていると足指や足の裏の筋肉が退化してしまい外反母趾になります。
第三の原因が細い靴を履くこと
パンプスやハイヒールなどは色々なデザインがあり、そこはどうしても自分の好みに合ったデザイン重視になるのは致し方ありません。しかし痛みがあまりにもあるのにもかかわらず、細い靴を履くのは足の健康からするとあまりいいことではありません。
その結果、足が外反母趾などになり痛みの原因にもなります。
また、つま先立ちにならないといけない高いヒールやかかとに重心が行きやすいパンプスなどは足先だけではなく、かかとにストレスが加わり痛みの原因になります。
足底筋膜炎
指の力がない人がヒールやパンプスを履くとどうしても二点歩行になります。
二点歩行だと足裏の土踏まずが毎回伸ばされ、足裏の筋肉である足底筋膜にストレスがかかり足底筋膜炎になります。
それに、足の付け根とかかとだけにストレスがかかるため、かかとにも痛みが出やすくなります。
足底筋膜炎についてはこちらをご覧ください↓
https://vaitaru.com/sokuteikinmakuen/
痛くならないパンプスの選び方
気づいた人から、靴を変えるだけでいいのです。ただそれだけであなたの足の健康は今日からガラッと変わります!
自分のサイズに合ったパンプスを選ぶ
つま先は0.5㎝から1㎝隙間がある靴。(大きすぎる靴はよくありません)
自分の足のタイプ別選び方
足の指が靴に当たらない
自分に合った形状に合った靴を選びましょう。
自分の足の曲がる場所と靴の場がる場所が同じもしくは近くの靴
こちらの動画も参考にしてください↓
買う時間帯から見た選び方
足のむくみにお悩みの女性が多いと思います。むくみは血行が悪いことで起こりますがむくんだ状態で試着しないと夕方にパンプスが入らなくなることがありますのでご注意下さい。
むくみが起こる一番の原因が足裏の土踏まずをつぶしてしまう事で起こります。足の土踏まずの作用には、循環促進作用がありますので、しっかりと土踏まずが機能しているとむくむことはありません。
大事なのは土踏まずの形をインソールなので作るのではなく、機能することが大切です。
パンプスのかかとを柔らかくする方法
- シューズフィッターを使用
- 皮の素材を柔らかくするスプレー等を使う
ハイヒールの選び方
仕事や行事ごとでどうしてもハイヒールを履かなくてはならない場合には以下の事を気を付けましょう。
- ヒールの高さは5㎝まで
- 高いヒールの場合はある程度太さのある物
- 足首にストラップが付いているもの
- 親指と小指を結んだあたりがピッタリとしたもの
- スクエアー型がお勧め
以下も参考にしてください
その場の対処方法
どうしても今あるパンプスを何とかしたい場合には対処方法になりますが、かかとに絆創膏や皮膚を保護する事をお勧めします。しかしこの方法は、どうしてもと言う方だけにしてください!
絆創膏や保護材を貼るとパンプスが窮屈になることもありますのでお気を付けて下さい。
帰宅後のマッサージケア方法
こちらのユーチューブをご覧ください↓
まとめ
パンプスを履くとかかとが痛いと言った患者様が多く困っていたのでこのブログを書きました。成人女性の半数以上が何らかの足のトラブルやお悩みを抱えています。日常生活において足を使わない日はありません。しかし足のありがたみを分かっている人はどれくらいいるでしょう。当たり前のように足に合わない靴を履き酷使していることに気づいてください。足は【縁の下の力持ち】の存在です。その足を今日からでも労わってください。よろしくお願いします!