こんな人におすすめ
- 100歳まで元気で歩きたい人
- 最近バランスが取れなくなってきた
- 外反母趾など足に変形がある人
- 足が疲れやすい、むくみやすい
- 最近、足の横幅が広くなってきた
- パンプスやローファーをよく履く
タオルギャザーとは?
タオルギャザーをまだ知らない方にご説明!
タオルギャザーとは、「タオルを引き寄せる」足ゆび運動
効果とは…
- 足裏にあるアーチ筋を鍛える
- 足ゆびを使えるようにする
- 扁平足改善
- 開帳足改善
- 足ゆびの筋力を付ける
- 足ゆびを器用にする
足のメカニズム(立つ、歩行時)足ゆびの動き
トラスメカニズムとウィンドラスメカニズムを簡単に解説!
トラス機構
- 立位など足ゆびが動かない時に働く機能
- アーチ(土踏まず)の保持に関与
動く順番はこんな感じです
- 足に体重がかかる
- 足底腱膜がゴムのように伸びる
- 骨が沈む
- 柔らかい足裏になる
- 着地する衝撃を吸収
- 体重を分散
アーチはなぜつぶれないのか?
足の土踏まず(アーチ)はいくつもの足根骨で構成されています。真上から足に体重がかかると、土踏まず(アーチ)がつぶれてしまいそうですが、つぶれません!
これがトラスメカニズムによって土踏まず(アーチ)がつぶれないように支えられています。
理由
足裏には足底腱膜と言う腱膜がついている事で、土踏まず(アーチ)がつぶれないようになっています。足底腱膜はほとんど伸張性がない組織のため、上から体重がかかったとしても足根骨の広がりを抑え、土踏まず(アーチ)の潰れるのを防いでいます。
この他にも、衝撃吸収機能があり長時間立っていられるのもこの機構のお陰なのです。
トラス機構は立位など足ゆびの動きが起きない時に働く
ウィンドラス機構(巻き上げ現象)
- 足部を安定させる重要な機能
- 歩行などの動作時に起こる
働く順番はこんな感じです
- 足ゆびが反る(背屈)
- 足底腱膜が引っ張られる
- 足のアーチがギュッとコンパクトになる
- 足裏のアーチが高くなる
- 足裏がちょっと固くなる
- 地面を効率的にしっかり蹴ることができる
理由
足ゆびが反る(背屈)事で、足底腱膜が引っ張られます。足底腱膜はあまり伸び縮みしないために、足ゆびが反る(背屈)事で踵骨(かかと)と足ゆびが近づき土踏まず(アーチ)が上に寄せられる。これがウィンドラス機構のメカニズムです。
ウィンドラス機構の役割
- 足部の安定
- 衝撃吸収
ウィンドラス機構が機能する場面は、歩行時につま先で地面を蹴る時に足ゆびが反る(背屈)時に働く。
ウィンドラス機構が働くことで土踏まず(アーチ)が上がり、足部が安定し、地面を蹴りやすくなります。
足のゆびや足裏には複雑な働きがあり、それを最大限に生かすには、しっかりとした足ゆびや足裏の機能を活性化させなければいけません。
そこで今回紹介する「タオルギャザー」で足ゆび力、足裏の筋力を鍛え、歩く時の土台である足のトレーニングをお伝えします。
では、タオルギャザーでどのように行い、どこに意識を持っていくことでより効果的で効率がいいかをお伝えします。
大切なポイント
ゆびを握った時に力こぶしが出ない人は…
- 横アーチがなくなっている
- 付け根の関節が硬くなっている
- 開帳足(足幅が広がっている)
- 歩いている時に足ゆびを使えていない
土踏まず(アーチ)がなくなるとなぜいけないの?
アーチがなくなると、足裏にある「クッション作用」と「バネの役割」が失われることで、足のみならず全身に影響をもたらします。
- 足が疲れやすい
- 歩きにくい
- 外反母趾なの足の変形
- 足裏のタコ、魚の目
- 足の甲の痛み
- 足首の痛み
- 膝、股関節の痛み
タオルギャザーのやり方
タオルを足ゆび5本を均等に使ってたぐり寄せる
タオルギャザーのイメージが「足ゆびのみ」のトレーニングと間違えている方が非常に多いので、少しの意識で足裏の細かい筋肉のトレーニングにもなりますので少し意識して行ってください。
指先を踵の方に近づける意識と足の甲を上に持ち上げながら行うと効果的です。
では、頑張りましょう(^◇^)