今日は足の裏のマッサージの仕方についてのお話をします。
足の裏?
モミモミすればいいのではありません!
足の裏をしっかりケアしない限り身体の不調は取れません、こう断言します。
なぜ?
立っている時の接地面は足裏だからです。
だから外反母趾、偏平足、浮指などの障害になると身体のバランスが崩れ様々な症状をきたします。腰痛、肩こり、頭痛、身体の疲労、自律神経等。
今回は効率がいい足裏マッサージの仕方やその理論を分かりやすくお伝えします。是非最後までお読みください。患者さんの足裏をお借りして動画もありますので参考にして下さい。
今回は中足骨のマッサージをお送りします。
足裏マッサージの3つの効果
- 足にはアーチ(土踏まず)が3つあります。その中の横アーチを取り戻し歩いているときなどの足裏からの衝撃を分散されます。
- インナーマッスルからほぐし足の疲れを芯から解消します。
- 偏平足や外反母趾から来る痛みを解消します。
足が疲れる足がむくむこれは足裏のアーチ(土踏まず)がなくなり偏平足になっているのが原因。
足裏のアーチ(土踏まず)の3つの役目
- 衝撃吸収
- バネ効果
- 循環促進効果(第二の心臓)
この三つがあります。
私たちにとって「足裏」は実は足首や膝、股関節、腰、首をはじめとする体全体の非常に大切な場所です。
足の骨はそれぞれ独立した細長い骨が靭帯でつながりアーチ(土踏まず)を形成しています。このアーチの働きが先ほど書きました3つの役目です。無意識に重心を変えながらバランスを取ったりジャンプ後の着地などしたときに足裏のアーチ(土踏まず)が働いています。
横アーチ復活マッサージの仕方
今回のアプローチするのは、「横アーチ」。聞いたことないかもしれませんが・・・
少し難しくなりますが、横アーチは母趾内転筋と中足靭帯で支えられています。しかし現代では素足で歩くことや運動量減少でこの筋肉が弱くなっていると言われています。しかし私はそれ以上に現代皆様が履いている靴にあります。素足感覚がいいと世間でも言われていますが、なぜ靴を履いた時にも素足感覚の靴やインソールが世に出回っていないのか不思議に思いません。
足裏のアーチ(土踏まず)の事を書くと色々長くなりますので今回はマッサージの仕方を・・・(笑)
足の握り方とやり方
①両手の中指と薬指を足の親指と小指に引っ掛ける
②親指を足の甲に人差し指を足裏全体に添えて下さい
③人差し指で足裏中央を下から上にアーチを作るように押してください
④甲の部分を押し下げ足の親指と小指を外側に持ち上げて下さい
この足裏マッサージでは足裏のアーチ(土踏まず)だけではなく、足の内側のインナーマッスルまで刺激できます。中足骨には様々な筋肉が繋がっています。長腓骨筋、短腓骨筋、前脛骨筋、第三腓骨筋などがありこの筋肉は疲労が蓄積しやすい筋肉と言われています。
例えば、バスケ、バレーボールなどのジャンプするスポーツやマラソンや短距離走などのスポーツにも中足骨に付着している、長腓骨筋や短腓骨筋、前脛骨筋、第三腓骨筋などは最も大切な筋肉になります。
インナーマッスルは外側から時間をかけてマッサージをしてもなかなか緩まない筋肉です。しかし今回ご紹介しました足裏からのマッサージでは中足骨をストレッチや動かす事で中足骨と繋がりのある筋肉を収縮させることでインナーマッスルを緩ませることが可能になっている方法です。毎日3~5分の時間で足裏や足全体のむくみや疲労が改善しますのでお試しください。
今回も最後まで読んでもらいありがとうございました。